身体をコントロールしているのは「脳(心)」です。身体能力が優れていても高い技術を持っていても、それをコントロールする心(メンタル)が弱ければ本番で持てる能力を最大限発揮することは出来ません。
本気でスポーツに取り組んでいる人であれば痛いほどそれを実感しているはずです。恐らくメンタルが弱い選手(多くの選手)は、実力の半分ほどしか力を発揮出来ていないのではないでしょうか
メンタルが弱い選手ほど、不安や恐れ、プレッシャー、過去の失敗したイメージ(記憶)といったネガティブな思考や感情に囚われやすくなることがわかっています。
不安や恐れに囚われると、全身の筋肉は確実に緊張します。筋肉が緊張する(無意識に力む)ことで、力の出し方や可動域(股関節や肩甲骨など)が微妙に変化します。そうなると練習で身に付けたフォームは乱れます。 (数ミリでも身体に変化が起きればフォームは大きく乱れる)
試合で練習と同じように出来ないのは、心の状態の変化に伴う筋肉の緊張が原因なのです。筋肉の緊張の強さは不安や恐れなどの囚われの強さに比例します。
また不安や恐れなどに囚われることで、思考は停止し冷静さを失います。その結果、自身のミスやライバルのプレーに動揺しやすくなります。それだけでなくネガティブな感情や思考に支配されやすくなることでますます自分の実力を発揮することが困難になるのです。
ここで勘違いして欲しくないのが、不安や恐れ、プレッシャーを感じることがダメではないということです。感じるのはOKですが、囚われてはいけないということです。
人間である以上、不安や恐れなどのネガティブな思考や感情が心の中に浮かぶのは当然のことです。大きな試合であればあるほど、ネガティブ思考や感情が生じやすくなるでしょう。
トップアスリート を見ているとネガティブな思考や感情が出てこないように見えますが、そう見えるだけで彼らも不安や恐怖、焦りやプレッシャーを感じています。メンタルのコントロールが上手いのでネガティブ に見えないだけです。
メンタルをコントロール するためには 目の前のプレーに集中すること、そしてもし囚われたとしてもすぐに囚われから自分を解放することです。これはメンタルトレーニングを繰り返し取り組んで体得しておかなければ本番で体現することは不可能です。
囚われない状態が体現出来ると集中力はドンドン高まりゾーンに入ると言われています。(ゾーンとは極度の集中状態にあり、思考や感情を完全に忘れてしまうほど競技に没頭している感覚)
またメンタルトレーニングの「副作用」として脳と身体のつながりが強化されるといったことが起こります。これは脳と身体の連動性が上がることを意味しており、簡単に言えば身体能力が向上するということです。
メンタルトレーニングに取り組んだ結果、筋力や技術レベルは変わっていないのにパワーが 向上 したり、 飛距離がアップしたり、スイングスピードが上がったりといったことが起こります。これは脳と身体のつながりが強化されたからです。脳と身体のつながりはイップスの改善にも有効性があります。
メンタルトレーニングはマンツーマンのパーソナルトレーニングです。8回がワンクールとなります。8回のトレーニングで持てる力を最大限発揮することが出来 る脳(心)を作っていきます。
トレーニング頻度(特に初期の頃)は週に1回、もしくは2週に1回が望ましいでしょう。トレーニングの頻度が空くと(1か月に1回など)効果が弱まり、モチベーションすることがあるからです。
どんなことをするのか?本当に効果があるのか?自分に合うのか?を確認するために、体験トレーニングも実施しています。メンタルトレーニングに取り組もうと考えているのであれば、まずは体験トレーニングに申し込んでください。
メンタルトレーニングは「本気」の方であればプロ、アマ、学生と誰でも取り組むことが可能です。指導している選手に教えたいと考えているコーチや監督の方も取り組むことが出来ます。

-
- 実戦、試合を徹底的に想定したトレーニング。
- 知識や理論ではなく身体で覚える。身体で覚えるから必要な時に使える。
- 自分と向き合い自分を知り何が問題なのか?自分を変えるためには何が必要なのか?を
洗い出す。 - 恐怖、不安、緊張を排除するのではなく受け入れて自分の力にする。
- 適切な目標達成方法が身につく。
- 心だけでなく身体機能の向上に効果的。(ケガをしにくい、疲労回復が早い、身体が
しなやかになるなど) - コミュニケーション能力が向上するのでチームプレーや連携が良くなる。







